歯科助手の受付業務と1日の流れ

歯科助手の受付業務

受付も歯科助手の仕事の一つ

患者さんが来院すると、まず診察券を受け取り、診療後はお会計をします。受付の仕事も、歯科助手が行う重要な業務の一つです。

受付の業務

受付の主な仕事は、来院受付(診察券を受け取り、保険証を確認)・お会計・予約管理・電話応対・カルテ管理です。
受付は患者さんが来院して最初に顔を合わせる存在なので、医院の印象を左右する重要なポジションです。
また、診療をしやすいように予約を組み込み、調整する役割もあります。

受付に求められるもの

受付をしていると、患者さんに治療に関するさまざまなことを聞かれます。
たとえば、「抜歯したのですが、今日お風呂に入ってもいいのか?」などです。もしも「わからないので聞いてきます。」と慌ててしまうと、患者さんに不安を与えてしまいます。
そのようなことがないよう、診療アシスタント業務と同様、歯科の専門知識や診療の流れをきちんと把握しなければなりません。

また、患者さんを待たせてしまわないよう素早く正確にこなす必要がありますが、その反面ひとりひとりに丁寧な応対をすることも大切なため、迅速さと丁寧さを兼ね揃えた受付業務が必要です。
予約の患者さんの応対だけでなく、電話が鳴ることや急患が来ることもありますが、どんなに忙しくても患者さんに好感と安心感を抱いてもらえるような応対をすることを忘れてはいけません。相手がどのような人であっても笑顔で応対し、常に目配り気配りすることはとても神経を使います。しかし、感謝の言葉をもらえたときは、大きなやりがいを感じるはずです。


歯科助手の1日の流れ

当院での勤務時間は、準備や片付けの時間を含めて、診察時間の前後1時間程度となります。
9時から18時が診察時間ですので、8時半までに出勤し、残業がなければ19時30分頃に帰宅できます。

8:30 出勤、準備

診察開始時間の約30分前に出勤し、制服に着替えたら設備機器の電源を入れ、診察に必要な器具を揃えます。受付当番は会計に必要なレジの準備をします。
また院内や外回りの掃除もおこないます。

9:00 午前診療

午前の診療がスタートしたら受付、ユニット(診察台)への案内、治療のサポート、会計、次回予約などその時に応じた仕事を順次おこないます。
午前診療の終了は13時です。

13:00 休憩

午前の診察が長引くこともありますが、お昼の休憩が長めに設定されています。
午後の診察が始まるのは14時30分です。

14:30 午後診療

午前と同様に診察が始まったら、それぞれの患者さんに応じた対応をします。

19:30 業務終了

18時〜18時30分頃に最後の患者さんの会計が終了したら、片付け、明日の準備などをします。カルテや書類の整理、その日の売上(診療報酬)チェック、院内の掃除、洗濯などを行います。


歯科助手は拘束時間が長い

基本的に医療機関に勤務する場合、実働時間は8時間であっても拘束時間が長いです。
これは診療時間が18時までですので、8時30分からの勤務開始から9時間30分の拘束時間となります。これによってお昼の休憩が1時間30分と長いのです。一般企業であれば1時間の休憩ですが歯科医院などの医療機関はほとんどが1時間30分~2時間程度とっています。
午前診療の患者さんの治療が長引いたり、午後診療の患者さんが早めに来院することもあるので、実際は1時間30分休憩ができない日もありますが、休憩に入る時間をシフト調整しできるだけ対応しています。
また、一般企業と違い定時退社は現状難しいです。最後の患者さんが終了してから、片付けをしますので実際19時30分までかかるということを覚えておきましょう。